アマンダです。とりあえず、皆様今シーズンお疲れ様でした。ということで自分がタイカプの環境感やデッキ、思考について4か5タイトル分を書こうと思う。第一回目はりばあすです。
○事前環境について
いわゆる博多〜京都環境。序盤の環境なので周りがネオスタンダードで強いデッキを持ち込むことが多くなるので基本的にそれに勝てるように構築を組めばいい。
つまるところ、りばあすというタイトルでネオスタンダードで活躍してるデッキは
アステリズム
のみで、これがおそらく最大母数の持ち込みになると容易に想像できた。そして遊々亭ブログよりトReニティがおすすめとされていたので環境としては
アステリズムとトReニティに勝てる構築
というものが前提としてあり、それができないのであればミラーをしろという環境であった。
こういった環境の中で私が使用したデッキについて話していこうと思う。
○使用デッキと構築について
・使用デッキ
使用デッキは純正トReニティ。
ネオスで使うくらいにはトReニティを触っていてミラーの練度負けはないと踏んだのとアステリズムに対して圧倒的優位に立ち回ることが可能であり、構成も綺麗であった。
このデッキと最初は心中するつもりで握っていた。
・採用カード
・スタートカード
2コスト払って2上昇のトReニティ名称。トReニティは使用可能エネルギーが多いので残ったらアドバンテージになりやすいこちらを採用。
・一掃対応の圭×4
DEF9の一掃対応。打点は伸びにくいけどDEF9でATK4あるので実質的にはスタッツ採用。
・ジェラシー京×2
面明け2エネブ。ATK6で殴り方面も強く、タイカプの3/4/6の本領発揮3の1ドロー等々を1パンで倒せるのが偉いカード。しかしながら殴られやすいDEF5で降ってきたターンに仕事をしないため、抑えめの2枚。
・Reバースパーティー雪×2
5/4/8というサイズが強く、比較的ロングゲームになりやすいこのデッキではエネルギーが7枚貯まることはあるのでフィニッシャーということで2枚の採用。
・ハングリー雪×4
本領発揮で2エネにつきDEF1上昇がはいるカードなのだが基本的に4エネは貯めるデッキなので4/5/8のびしろとしての運用。ロングゲームになるとDEF9になって上記の”Reバースパーティ雪”の繋ぎとしても使う。ATK5なのもいいところ。
・3/4/6の1ドロー×4
ヒールを引く可能性を上げるカードでトReニティには一見あってないように思えるが、このデッキは貯めたエネルギーを打点に変換するために手札にアタッカーを常にキープするデッキであるため手札がほしいので採用。
・バレンタイン雪
トReニティを握る理由その1。お手軽9点なのでりばあすミラーはこれだけで十分。
・除去札×12
トReニティを握る理由その2。最大枚数。
・ブロッカー×4
DEF値高いカードに切るブロッカーがめちゃくちゃ強いため属性ブロッカーのみ最大枚数。
・2コストキャンセル×2
アステリズムに対して打つと勝つカード。4コスト不採用の理由は残したいATK5に対してDEF6というアステリズムに対して1パン取られやすいカードで、アステリズムを見るためにアステリズムに対して降ってきたら弱いカードは入れられないので2cで低コスト枚数の調整。
・5/5/9のびしろ×3
サイズの補填とATK5が偉いため採用。枚数調整枠。
・プレイ指針
そういえばトReニティの動き方というのをあまり共有されてないような気がしたので書いていこうと思う。
トReニティの目指すところは2つある。まず一つ目は
4エネルギーまで貯める
ことである。これは最も優先すべきことで、これによって何ができるかというとバレンタイン雪とヒール対応+4エネをすることができる。これで常時9を中盤から出してダメージ差をつけることを念頭に置いてプレイする。
そして最終的に目指すところは
7エネルギーを貯める
ことである。しかし、4エネルギーから先は4エネルギー貯めたあとにエネブテキストが噛むか特殊な事情(PA権残しながら5/5/9ののびしろ手出し等)がなければエネルギーを積極的に貯めないことを推奨する。理由としましてはトReニティというデッキ、奇数エネルギーと偶数エネルギーの価値の差が激しい。というのも前述した”バレンタイン雪”が2コスト支払いで偶数で”一掃対応の圭”と”ハングリー雪”もエネルギー2枚につきの数値上昇なのでつまるところ、
奇数→偶数のエネ埋めはバリューが高い
ということになる。逆に偶数→奇数という埋め方は数値上昇が出来るのに2ターンかかってしまう。そのため、偶数である4エネルギーから奇数である5エネルギーにエネルギーステップで置くことはあまり強い動きとは言えず、それならば引いたカードをそのまま残してたほうが相手にとって圧力になる。
ということで調整に調整を重ねた本番はどうだったのでしょうか
○タイカプ本番について
実はトReニティというデッキ、一掃ヒール基盤であるとほとんど勝てない不利デッキが存在していた。それが
回す型のアステリズム
である。このデッキはとにかくヒールの試行回数を稼いでヒール差で勝つというシンプルな構築だがトReニティ側が除去で援助してしまうため当たったらどうしょうもないデッキの一つであった。
その構築が京都のタイトルカップでそれを踏んでしまってかつそれが優勝してしまうという事態となってしまった。
実は回す型アステリズム、8ヒールにした回さないアステリズムにめちゃくちゃ弱いという重大な欠陥があった。そして、タイカプで最終的に流行ったのが
8ヒールアステリズム
という結果になってしまった。これにより、トReニティというデッキはアステリズムにガン有利から有利寄りの微有利程度に収まっていたためそもそもトReニティが強いゲームではなくなっていた。
りばあすの出場回数は4回だったのだがうち2回は回す型アステリズムでボロボロにされ、8ヒールアステリズムに7点目ヒールから負けに転落を経験してしまった。
○反省
今回のタイカプは環境が変わったという自覚がありつつも最終的に同じデッキを握り続けたことが敗因の一つであると思った。一応裏では8ドロー軸のティンクルウェイだったりリアニメイトReバース軸のアステリズムだったりを触ってはいた。特にリアニメイト軸のアステリズムは同型に強く、回す軸に対してビートダウン的なプランが取れたので3回目くらいからそっちのアステリズムに切り替えていた方がもう少しは勝率が高かったように思う。
○タイカプの結論と雑感
とりあえず、りばあすタイトルカップにおける環境というのは
アステリズム同型に強いアステリズムを作るゲーム
であったと思う。
私自身はりばあす1弾の盾を持っていたので2弾も一緒に並べるぞと意気込んでおりましたが残念ながらりばあす2弾の盾は一つも取れなかったです。りばあすはなんだかんだアステリズムが環境だったからよかったけどもしこれで最大母数がヴィーナスとかになってたら
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になってたので平和に終われて良かったと思います。
あと回す型アステリズムの母数自体は1か2なのに3回当たって2回タイカプの権利奪われてるの実はちょっとキレてます(笑)
次回はダイナゼノンを予定しております。